EC力向上コラム

BOSS会EC力向上コラム

メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(2)
~ EC市場の現状を知ろう ~
最終更新日 2020年04月01日
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法 株式会社ネットショップスタジオ


株式会社ネットショップスタジオ
代表取締役 桑田 晋一

メーカーがECに参入しようと思ったときに最初にすべきことは、情報収集だと思います。
その中でもECの市場がどうなっているかは確実に知っておく必要があります。

参入する市場の優先順位は戦略にも関わる重要なことですので、ないがしろにせず
最初に吟味すべきだと思います。市場を吟味せず、勢いだけで参入してしまうと
EC販路構築に不必要な時間をかけてしまう結果に終わってしまうことが多くあります。


【EC市場全体について知ろう】
ECとは要するにインターネット上で決済される小売商取引のことで、経済産業省が
発表したデータによると、2015年が13兆7,746億円となっています。この数字は
ここ数年、毎年伸び続けていて、もはや百貨店、ドラッグストア、総合スーパーに加えて、
コンビニも抜き去り、ダントツの市場規模となっております。

それでもEC化率、すなわち小売流通のうちのEC上で決済されている割合は4.75%しかなく、
これは海外の数値と比較してもまだまだ伸びしろがある数値と言えるでしょう。

まずはこういったEC市場全体の市場規模の推移は踏まえておいた方が良いでしょう。


【EC市場のシェア状況について知ろう】
次にEC市場の中のシェア状況です。
ECには仮想ショッピングモールという市場が存在します。お馴染みの楽天市場や
amazon、ヤフーショッピングといった市場です。これらがある一定の市場規模を
獲得しているので、その状況を見てみることにしましょう。

これらの数値はあくまでも各ショッピングモールの提供企業が発表している数値に
よっているので、別分野の売上が含まれていたり、細かな部分は実数値と異なります。
ただし、大枠を理解する上では十分でしょう。

ショッピングモールのシェア順位でいくと1位から順番に楽天市場、amazon、
ヤフーショッピングと続きます。規模についてですが、楽天が3兆円弱。amazonが
自社小売で1兆円程度、それに加えて、各企業が出店するマーケットプレイスも
同等あると思われます。ヤフーショッピングが約5000億円といった状況です。

自社が目指す売上規模にもよりますが、まずはこの3つのショッピングモールへの
出店を果たせば、EC上の市場規模としては十分かと思われます。


【楽天市場とamazonどっちに出すべき?】
敢えて優先順位をつけるとしたら、やはり市場規模の順番で
楽天市場→amazon→ヤフーショッピング、となるでしょう。

ただし近年amazonの伸びがすさまじく、ヤフーショッピングも攻勢をかけているので
この3市場の動向は常に追っておく必要があるかと思います。

楽天市場はシェアを先に獲得してしまい、優位な立場にいますが、amazonは楽天市場が
絶対的に勝てない、物流を武器に逆転を図っています。これはビジネスモデルの違いで
楽天市場はそれぞれ出店者が配送を行うのに比べてamazonではamazon倉庫に商品を
集めて、そこから配送を行うので物流スピードに差が出るのは必然といえます。

一方、楽天市場は各出店者がそれぞれサイトを構築しているのでオリジナリティがあり、
買い物が楽しいというのが強みとしてあり、特に20代~40代女性の心を掴んで
離さない状況にあります。


【自社サイトという選択肢】
また、ここまで読んでいただきお分かりのようにショッピングモール以外の
市場規模というのも実は相当数あります。

自社サイトを立ち上げ、そこで販路を作るという方法も十分にありえます。
その方が自由度が高い反面、ショッピングモールのサポートも受けられないため、
例えば薬事法に抵触する表現などは自社で責任を持って対応する必要があり、
そういったリスクや管理コストは高まることになります。

また、一般的に自社サイトに比べショッピングモールの方が新規顧客獲得に対する
コストが抑えられるため、リスクを抑えて参入するという意味では向いていると
思われます。ショッピングモールは既にショッピングモールの会員になっている
ユーザーが買い物をするため、お店にとっては新規顧客であっても、ユーザーから
するとショッピングモール内でのリピートと捉えるからです。

メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(1)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(3)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(4)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(5)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(6)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(7)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(8)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(9)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(10)
メーカーがゼロから楽天で1億の販路を作る方法(11)


ネットショップスタジオではこれから本格的にWEB直販に取り組みたいと
考えられているメーカー企業様向けに無料相談を行っております。
ご希望の企業様は下記BOSS会運営事務局宛てにお気軽にお問い合わせ下さい!

※当コラムの内容は無料のメールマガジン【BOSS会 News】でも
 お届けしております。ご興味がある方はご登録頂けたら幸いです。

 無料メルマガ【BOSS会News】ご登録フォーム
 https://www.bosskai.net/e-mag.html



株式会社ネットショップスタジオ 代表取締役 桑田 晋一 (くわた しんいち)
株式会社ネットショップスタジオ 
代表取締役 桑田 晋一(くわた しんいち)

■プロフィール
1981年生まれ。おうし座。2006年慶應義塾大学経済学部卒。
学生時代はアメフトサークルでクォーターバックとして活躍。

大学卒業後の2006年にネットショップに特化したホームページ
制作会社を創業。2010年、ネットショップの運営代行に特化した
(株)ネットショップスタジオを創業。メーカーの販路拡大をミッションに
メーカーの楽天直販で1億円達成を目指す「楽イチ」などのサービスを展開。
EC経営者交流会BOSS会幹事も務める。

・BOSS会【EC経営者交流会】幹事
BOSS会アライアンスパスポート(イベント招待パス)掲載企業
・株式会社GOJOチャレンジ 取締役
・100年経営研究機構 法人会員


お問い合わせはこちら
【BOSS会運営事務局】(担当:渡辺)
MAIL : support@bosskai.net
◀︎前のページへ戻る

▲このページの上へ戻る