EC力向上コラム

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売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動(6)
-見直すべき行動③成果評価-
情報掲載日 2020年03月10日
売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動 株式会社テマヒマ


株式会社テマヒマ
代表取締役 平岡 大輔

適切な実行ができたら、その結果を評価する必要があります。
評価を誤ると改善することができず、安定的な成長には向かえません。

広告代理店からのレポートだけでは事業の状況を見誤ります。
なぜなら、広告の結果に対しての評価がメインになっているからです。

通常の広告代理店では投資回収までは見れず、事業の成長のために必要な情報を
基にした適切な判断ができません。

かと言って、事業採算を含めたコンサルティングができる会社に依頼するとなると、
莫大な報酬を用意しなければいけません。

なので、これから10億を突破しようとしている企業では、自社で管理して評価と判断を
していく必要があります。そのために活用できるのが、「統合レポート」です。
その作り方と考え方についてお伝えします。


【統合レポートが必要な理由】
広告レポートで計測されるコンバージョン数と実際の申込数には乖離があります。
広告の多くは、広告をクリックしたユーザーが購入完了ページにたどり着いた時に、
コンバージョンしたという判断をします。

複数の広告媒体を使っていると、購入完了ページへ到達した人が1人だったとしても、
その人がそれぞれの媒体で広告をクリックしていた場合、各媒体でコンバージョンとして
計測されてしまいます。

その結果、重複が発生し、適正な獲得数や獲得単価を確認できなくなります。
仮に1万円の広告費で1人の新規獲得ができていたとしても、広告レポート上は1万円の広告費で
2人の新規獲得ができていたということになり、本来1万円のCPOが5,000円だったと評価されて
しまったりします。

それを解消するために、どの広告から実成果が発生したのかを計測して、広告のパフォーマンス
データと実成果データとを統合してチェックする必要があります。

もし広告媒体コードなどの設定ができないカートシステムを利用されているのであれば、
10億を突破するためにまずリプレイスをしていただくことをおすすめします。


【統合レポートの作り方】
使うデータは広告媒体レポートのインプレッション/クリック/コンバージョン数/費用と、
カートシステム側で集計できている広告媒体別の購入数データです。

エクセルなどで、媒体名/インプレッション/クリック率/クリック/コンバージョン率/
コンバージョン/クリック単価/獲得単価/費用/実際の購入数/実際の獲得単価の順に項目を作り、
媒体ごとの成果を入力していきます。(率と単価は計算式で対応できます。)

そうすると、媒体別のコンバージョンの重複率を確認できます。実際の成果にコスパよく
貢献している媒体を見つけることができ、適切な予算配分が可能となります。

「間接効果も考えた方がいいんじゃないの?」という指摘もあるかと思いますが、
10億を突破する段階ではそこまでの出稿量もないので、直接購入だけを評価していただければ十分です。
(実際には直接購入に貢献している媒体の間接効果が高い傾向があります。)

むしろ直接購入に繋がりづらい施策に予算配分をしている場合じゃないという考え方で
取り組んでいただければと思います。

本当は媒体ごとのLTVを集計して、予算配分を決めることも大切ですが、規模感的に
媒体差を出せるほどの出稿量にもならないと思うので、半年に一回くらい軽い気持ちで
見てみても良いと思います。

無駄を省いて、限られたリソースで最大成果を出すための仕組みを作り、PDCAを回して
いくことで10億を突破できます。是非取り組んでみてください。もし相談できる相手が
いないならお声がけいただければと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
あなたの事業が10億突破される日を楽しみにしています!


売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動(1)
売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動(2)
売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動(3)
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売上10億を目指すEC企業が今すぐ見直すべき3つの行動(5)


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株式会社テマヒマ 代表取締役 平岡 大輔 (ひらおか だいすけ)
株式会社テマヒマ
代表取締役 平岡 大輔(ひらおか だいすけ)

■実績
マーケティング支援企業は200社超。
3,000名以上のマーケターが登録し、毎回30%以上の開封率を叩き出す
モンスターメルマガを運営。web上には出てこないリアルなマーケティングの
話をシェアするイベント「渋谷マーケティング会議」を主催。

■会社概要
マーケティング脳を作る会社として、マーケティングのノウハウ・
スキル・リソースの提供を企業に対して行っている。自身でも10億越えの
単品リピート通販事業を営み、最新の手法の実践に取り組んでいる。
学びと実践機会の提供のためにビジネススクールも開講し、実践力のある
マーケターを世の中に輩出するために積極活動中。

・BOSS会【EC経営者交流会】オフィシャル会員企業
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