経営力向上コラム

BOSS会経営力向上コラム

社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編)
~今回のコロナショックへの対応策に関して(1)~
情報掲載日 2020年04月06日
社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編) 株式会社さくら経営


株式会社さくら経営
財務経営支援室 種山 直人

この度、BOSS会コラムに寄稿させていただく事になりました。
株式会社さくら経営 財務経営コーチ 種山直人 と申します。

本来であれば、我々の会社や事業内容について、先ずは自己紹介をすべきところですが、
この度の「コロナショック」の中、先の見えない不安と戦っている経営者の皆様に、
少しでも有益な情報を一刻も早くお伝えできればと思い、「コロナショックへの対応策」を
いくつかご紹介したいと思います。


【先ずすべきは、資金確保です】
国から、いくつかの「資金繰り」施策がございます。
セーフティネット保証4号・5号、新型コロナウイルス感染症特別貸付、
新型コロナウイルス対策マル経(小規模事業者のみ)など。

また、生命保険等にご加入の場合、生命保険会社が加入者を対象に
以下の様な特別措置を出しています。

・契約者貸付の利息を0%、または軽減
・保険料の払込猶予期間を延長
・保険の更新手続きの期間を延長

特に、契約者貸付の利息0%に関して、手続きもスピードも速く、確実です。
従って、最後の砦として確保しておき、先ずは制度融資にチャレンジしてはと思います。


【新型コロナウイルス感染症特別貸付(日本政策金融公庫)】
先ず、最初に検討をお勧めしたいのが、

(1) 「新型コロナウイルス感染症特別貸付」(日本政策金融公庫)です。
  https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html

●無利子・無担保融資である(※詳細条件あり)

●法人、個人事業主(事業性のあるフリーランスを含む)が対象

●業歴3ヶ月以上1年1ヶ月未満の事業者も申請可能

●直近1カ月の売上高が、前年又は前々年同期の売上と比較して5%以上減少
(4月に申込む場合、3月の売上高となります)
 ※この直近1ケ月の解釈に関して、1日~31日という区切りにこだわる必要がない。
  3月1日~3月31日 だと、前年又は前々年に比べて4%だけの減少であった。
  しかし、3月5日~4月4日 だと、前年又は前々年の同期間で、5%以上の減少になる。
  これでもOKです。

●貸付期間が長い 設備20年以内、運転15年以内
 ※うち据置期間5年以内 ~元本返済をせずに、金利のみの支払いで良い期間~
  申込書類の中で希望期間を選択する事が出来ます。この状況がいつまで続くか、
  いつ立てなおるか分からない状況ですから、少し余裕を持って措置期間を
  設定する事も良いと思います。

●融資限度額(別枠) 中小事業3億円、国民事業6,000万円

●金利 当初3年間金利引下げ 基準金利より▲0.9% 、4年目以降は基準金利
(中小事業1.11%→0.21%、国民事業1.36%→0.46%)
 ※但し、金利引下げ適応には限度額があります。
  中小事業1億円、国民事業3,000万円。

 (例)国民事業で6,000万円借入した場合
    3,000万円に関しては、引下げ金利0.46%の対象となります。
    残3,000万円に関しては、基準金利の1.36%となります。

 ※【無利子】になる可能性
  「特別利子補給制度」を活用出来る可能性があります。以下の条件に適合し、申請出来た場合。
  ① 個人事業主(事業性のあるフリーランス含み、小規模に限る):要件無し
  ② 小規模事業者(法人事業者):売上高▲15%減少
  ③ 中小企業者(上記①②を除く事業者):売上高▲20%減少
   
 こちらに関しても、当初3年間分、限度額は中小事業1億円、国民事業3,000万円となります。
 一旦、利息を負担して、後から還付される様になると思われます。 


今回は、「新型コロナウイルス感染症特別貸付」に関して、概要を説明致しました。
現在、日本政策金融公庫の窓口は大変混雑しています。5~6時間待ちなんて事もあります。
申し込みは、窓口に行かなくても、HPより書類ダウンロードして、郵送で行えます。
申込から融資実行まで、1ケ月程度みておいた方が良いと思いますので、郵送で申込する事を
おすすめします。

次回のコラムでは、申請書類の作成の仕方をご説明いたします。
更に、「雇用調整助成金」等に関しても、情報を出していきますので、
お役立ていただけたらと思います。

弊社では、各種借入のサポート、借り換え等による資金繰り改善、補助金、助成金等の
取得サポートも行っております。ご希望の場合は、個別にご相談いただけたらと思います。
担当:種山 naoto.taneyama@sakurasodan.com


社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編)(2)  
社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編)(3)  
社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編)(4)  
社長がやるべき 財務経営力強化 メソッド(番外編)(5)  


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株式会社さくら経営 財務経営コーチ 種山 直人 (タネヤマ ナオト)
株式会社さくら経営
財務経営コーチ 種山 直人(タネヤマ ナオト)

■プロフィール
1973年1月生まれ。
大学卒業後、家電メーカーの開発営業を経て、外資系生命保険会社で保険営業を経験。
その後、レッグウェアアパレルメーカーの立ち上げ、約8年ほど経営に携わる。
そこで、様々な天国、地獄を経験。
「ビジネス」と「経営」は同義ではなく、両輪であると実感した。

会社経営において 「理念、ビジョンの共感」「経営計画」「財務、経営戦略」
「キャッシュフロー管理」「人財育成と目的共感」等、体系化し継続発展させる
難しさを身にしみて感じた。

現在は、
自身の経験を活かしながら、会計事務所を母体とする180名ほどの士業グループ
(SAKURA United Solution)の中で、
中小企業経営者向けの、財務経営支援事業の責任者をしている。


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MAIL : support@bosskai.net
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